職務経歴書テンプレート|転職で使える基本構成と選び方・書き方ガイド

働き方コラム
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転職活動を始めると、まず職務経歴書のテンプレートをどこで手に入れて、どう埋めればよいのか迷う方が多くいます。
職種や業種を問わず、書類選考を突破するための土台になるのが、この職務経歴書というフォーマットです。

この記事では、管理職に限らず幅広い読者を想定し、テンプレートの選び方から基本構成、パソコン・スマホでの作成方法、フォーマットの選択、写真の要否、サイズや枚数の目安までをまとめて解説していきます。
初めて職務経歴書を作る方でも、この記事を読みながら手を動かせば、一通り仕上げられる内容にしています。

職務経歴書のテンプレートを探すスーツ姿の転職希望者

職務経歴書とは|履歴書との違いと役割

職務経歴書と履歴書の役割を整理するオフィスビル外観

職務経歴書は、これまでの仕事内容や実績、身につけたスキルを詳しく伝えるための書類です。
一方の履歴書は、氏名や学歴、職歴の一覧など基本的な個人情報を伝える役割を持っています。

履歴書が「プロフィール」、職務経歴書が「実務のプレゼン資料」と考えると、それぞれの役割の違いをイメージしやすくなります。

新卒採用ではあまり求められない書類ですが、中途採用ではほぼ必須の書類として扱われています。
職種や経験年数を問わず、応募先の担当者はこの一枚を見て書類選考の合否を判断することが多いため、内容とレイアウトの両方に気を配る価値があります。

テンプレートの選び方|ダウンロード先の考え方

パソコンでテンプレートを比較検討する二人の女性

職務経歴書のテンプレートは、転職サイトや転職エージェントの公式サイト、officeソフトのテンプレート集など、さまざまな場所で配布されています。
どれを選べばよいか迷ったときは、次の3つの視点で比較してみると選びやすくなります。

□ 自分の職種・業種に近いサンプル文が用意されているか

□ Word・Excel・PDFなど、自分が使い慣れた形式で編集できるか

□ 職務要約・職務経歴・自己PRなど基本項目がそろっているか

□ スマホからでも入力・編集できる形式が用意されているか

以下は編集部で作成した独自のテンプレート選びチェックリストです。
テンプレートを探す段階で迷ったときの判断材料として活用してください。

チェック項目 確認のポイント
項目の網羅性 要約・職務経歴・活かせる経験や知識・資格・自己PRの5項目があるか
編集のしやすさ 罫線や表がずれずに文字を打ち込めるか
対応デバイス パソコンだけでなくスマホからも入力できるか
出力形式 提出時にPDFへ変換してもレイアウトが崩れないか
記入例の有無 職種別のサンプル文が参考として付いているか

テンプレートを選ぶときの基準

デザインの見た目よりも、まずは自分の職種に近い記入例があるかを優先して選ぶと、書き始めのハードルが下がります。
迷ったときは、複数のテンプレートをダウンロードして見比べ、一番書きやすいと感じたものをベースにする進め方がスムーズです。

職務経歴書の基本構成|項目ごとの書き方

職務経歴書の項目を構成するパソコンでの作業

職種や経験年数にかかわらず、職務経歴書には次の6つの項目を含めておくと、採用担当者が経歴を把握しやすくなります。

1.タイトル・日付・氏名

一番上に「職務経歴書」というタイトルを記載し、右上に作成日と氏名を書きます。
提出する日付ではなく、書類を作成した日付を記載するのが一般的な書き方です。

2.職務要約

これまでの経歴を3〜4行程度に凝縮して伝える欄で、採用担当者が最初に目を通す部分です。
経験した業界・職種、経験年数、代表的な実績を簡潔にまとめます。

職務要約の文例|一般事務職

大学卒業後、メーカーの一般事務職として6年間、受発注管理と経費精算業務を担当してきました。
Excelを使った業務フローの見直しにより、月次処理の作業時間を2割ほど短縮した経験があります。
正確さとスピードの両立を意識しながら、幅広い業務に対応してきました。

職務要約の文例|販売職から異業種への転職

アパレル販売員として4年間、接客と店舗の在庫管理を担当してきました。
お客様の要望をヒアリングして提案する力と、季節ごとの売れ筋を見極める分析力を強みとしています。
この経験を活かし、次のフィールドでも顧客対応力を発揮していきたいと考えています。

3.職務経歴

在籍した会社ごとに、会社名・事業内容・在籍期間・担当業務・実績を記載します。
複数社を経験している場合は、直近の会社から時系列にさかのぼって書く逆編年体式が広く使われています。

記載項目 記載例
会社名・事業内容 株式会社◯◯(従業員数120名、住宅設備の卸売業)
在籍期間 2020年4月〜2026年3月(5年11ヶ月)
部署・役職 営業事務課 主任(2024年昇格)
主な業務内容 受発注管理、請求書発行、営業担当者のサポート業務
実績 受発注システムの入力ルールを整備し、入力ミスを月平均3件から0件に改善

同じ会社の中で部署異動や昇格があった場合は、時期ごとに分けて記載すると、経験の広がりが伝わりやすくなります。

4.活かせる経験・知識・スキル

応募先の仕事に関連するスキルや知識を箇条書きでまとめる欄です。
パソコンスキルであれば、Excelの関数やピボットテーブルの操作経験など、具体的なレベル感を添えると伝わりやすくなります。

記載例|PCスキル・語学力

Word:文書作成、差し込み印刷(実務レベル)
Excel:関数(VLOOKUP・SUMIF等)、ピボットテーブルを用いた集計(実務レベル)
語学力:TOEIC730点、簡単な英文メールの読み書きが可能

5.資格

取得年と正式名称を記載します。
応募先の仕事に直接関係する資格を上に、それ以外の資格を下にまとめると、読み手が重要な情報を見つけやすくなります。

6.自己PR

自分の強みと、それを応募先でどう活かしたいかを200〜400字程度でまとめます。
職務要約が経歴の要点であるのに対し、自己PRは人柄や仕事への姿勢を伝える役割を担っています。

実績を数値化して伝えるコツ

実績を数値化して伝えるための折れ線グラフ

職務経歴の欄は、業務内容を説明するだけでなく、成果を数字で示すことで説得力がぐっと増します。
営業職や販売職に限らず、事務職やサポート職でも工夫次第で数値化できる部分は多くあります。

【状況】どんな課題があったか
【行動】自分が取り組んだこと
【結果】数字や変化で示せる成果

例えば「電話対応を担当した」ではなく「1日平均40件の電話対応を行い、応対マニュアルの見直しで対応時間を15パーセント短縮した」のように書くと、担当業務の規模と工夫の両方が伝わります。

売上や件数だけでなく、対応件数、削減できた時間、ミスの減少率など、身近な数字から書き出してみると、意外と数値化できる実績が見つかることがあります。

フォーマットの選び方|Word・Excel・PDFの違い

Word・Excel・PDFのフォーマットを検討する仕事中のテーブル

テンプレートの多くはWordかExcel形式で配布されており、入力後にPDFへ変換して提出するのが一般的な流れです。
どの形式を選ぶかによって、編集のしやすさやレイアウトの安定感が変わってきます。

以下は編集部で作成した独自のフォーマット比較表です。
それぞれの特徴を踏まえて、自分に合う形式を選ぶ参考にしてください。

形式 メリット 気をつけたい点
Word 文章の追記や修正がしやすく、自由にレイアウトを調整できる パソコンの環境によって余白や改行がずれることがある
Excel 表組みの職歴やスキル一覧を整理しやすい 長文の自己PRなどはセル内で読みにくくなることがある
PDF どの環境で開いてもレイアウトが崩れにくく、提出用に適している そのままでは編集できないため、下書き段階には向かない

編集部コメント:作成中はWordやExcelで内容を練り、応募先へ送るタイミングでPDFに変換する流れが扱いやすい傾向にあります。(編集部が転職者へのヒアリングをもとに作成したコメントです)

パソコン・スマホでの作成方法

デスクの上のパソコンとノート、ペンで職務経歴書を作成する様子

パソコンで作成する場合

WordやExcelのテンプレートに直接入力していく方法が一般的です。
フォントの種類とサイズを全体でそろえ、見出しと本文でメリハリをつけると読みやすい仕上がりになります。

入力が終わったら、印刷プレビューで余白やページ数を確認し、最後にPDFへ変換して保存しておくと、提出時のレイアウト崩れを防げます。

スマホで作成する場合

近年は、スマホやタブレットから職務経歴書を作成できるWebサービスやアプリも増えています。
フォームに沿って項目を入力していくだけで体裁が整うため、パソコンを持っていない方や、移動時間を使って作成したい方に向いています。

スマホで下書きを作り、最終確認と微調整はパソコンの画面で行うという組み合わせ方も、効率よく仕上げるコツの一つです。

写真の要否・A4サイズ・枚数の目安

職務経歴書のサイズや枚数を確認する仕事中のPCとノート

写真は基本的に不要

職務経歴書に証明写真を貼るのは必須ではなく、多くのテンプレートでも写真欄は設けられていません。
写真を確認したい場合は履歴書の写真欄で対応するのが一般的な考え方です。

用紙サイズはA4が基本

用紙サイズはA4に統一しておくと、履歴書と並べてファイルに綴じる際にも扱いやすくなります。
郵送の場合はA4サイズが入る封筒を使い、折らずに送るのがマナーとされています。

枚数の目安は1〜2枚

職務経歴書の枚数は、A4用紙で1〜2枚程度にまとめるのが一般的な目安です。
経験社数が少ない場合は1枚、複数社の経歴や実績が多い場合は2枚程度に収めると、読みやすさと情報量のバランスが取りやすくなります。

□ 用紙サイズはA4で統一しているか

□ 枚数は1〜2枚に収まっているか

□ フォントサイズは10.5〜11ポイント程度でそろっているか

□ 誤字脱字や日付の記載ミスがないか

テンプレート活用でスムーズに進めるコツ

テンプレートを活用して作業を進める仕事中のPC画面

テンプレートはあくまで型であり、そこに入れる経験や実績は自分の言葉で具体化することが、書類の説得力を高めるポイントです。
「頑張った」「対応した」といった表現にとどまらず、具体的な数字やエピソードを添えるだけで伝わり方が大きく変わります。

また、応募先ごとにテンプレートの内容をそのまま使い回すのではなく、募集要項に合わせて実績の順序や表現を微調整すると、書類選考の通過につながりやすくなります。

編集部コメント:転職経験者への聞き取りでは、テンプレートの構成をベースにしつつ、自己PRと職務要約だけは応募先ごとに書き直しているという声が多く見られました。(編集部が独自にヒアリングした内容をもとに作成した例です)

一人で見直していると表現の抜け漏れに気づきにくいこともあるため、転職エージェントの担当者に一度目を通してもらう方法もあります。
JACリクルートメントやビズリーチ、リクルートダイレクトスカウトといったサービスでは、登録した職務経歴書をもとにアドバイザーやヘッドハンターから助言を受けられる場合があります。

詳しいサービス内容はJACリクルートメントの公式サイトビズリーチの公式サイトで確認できます。

職務経歴書の送り方|メール・郵送・持参

職務経歴書をメールで送付する際のキーボード操作

メールで送付する場合

指定がなければPDF形式に変換し、ファイル名は「職務経歴書_氏名」のように分かりやすくしておきます。
本文には簡単な挨拶と、添付ファイルの内容を一言添えると丁寧な印象になります。

郵送する場合

履歴書と一緒にクリアファイルへ挟み、折らずにA4サイズが入る封筒で送るのが基本のマナーです。
送付状(添え状)を一枚添えると、書類の内容が伝わりやすくなります。

面接に持参する場合

事前提出済みでも、面接当日に予備として1部持参しておくと安心です。
クリアファイルに入れたまま渡し、担当者に求められたタイミングで取り出すとスムーズです。

よくある質問

よくある質問を確認するPCと眼鏡とノート

Q1.職務経歴書のテンプレートはどこでダウンロードできますか

転職サイトや転職エージェントの公式サイトで、無料のテンプレートが多数配布されています。
Word・Excel・PDFなど形式を選べるものが多いため、自分が使い慣れた形式のものを探すとよいでしょう。

Q2.手書きとパソコン作成、どちらがよいですか

現在はパソコンで作成するのが主流です。
文字の読みやすさが安定し、修正もしやすいため、特別な指定がない限りパソコンでの作成をおすすめします。

Q3.職種未経験でもテンプレートは活用できますか

未経験の職種に応募する場合でも、これまでの経験の中から活かせる知識やスキルを洗い出して記載できます。
テンプレートの「活かせる経験・知識」の欄を活用し、共通点を意識的に言語化すると伝わりやすくなります。

Q4.転職回数が多い場合、職歴はすべて書く必要がありますか

基本的には在籍した会社をすべて記載するのが望ましいとされています。
経歴が多く1枚に収まらない場合は、直近の経歴を厚めに書き、それ以前は簡潔にまとめる形で分量を調整する方法があります。

Q5.アルバイトやパートの経験も職務経歴書に書けますか

正社員経験がない場合や、アルバイト・パートの経験を強みとしてアピールしたい場合は、職務経歴書に記載して問題ありません。
担当した業務内容と、そこで身につけたスキルをできるだけ具体的に書くとよいでしょう。

Q6.職務経歴書はメールで送ってもよいですか

応募先の指示に従うのが基本ですが、メール送付の指定があればPDF形式に変換して添付するのが一般的です。
ファイル名には氏名を入れておくと、担当者が管理しやすくなります。

Q7.空白期間がある場合はどう書けばよいですか

無職期間や休職期間があっても、正直に期間を記載しておくのが望ましいとされています。
資格取得の勉強や家庭の事情など、簡単な理由を添えておくと、担当者が状況を把握しやすくなります。

Q8.職種別のサンプル文はそのまま使ってもよいですか

構成や言い回しの参考にするのはよい方法ですが、実績や数字はそのまま流用せず、自分の経験に置き換えて書くことが大切です。
面接では職務経歴書の内容をもとに質問されるため、自分の言葉で説明できる内容にしておく必要があります。

Q9.職務経歴書と履歴書、内容が重複してもよいですか

会社名や在籍期間など基本情報が重複するのは自然なことです。
ただし志望動機や自己PRについては、履歴書と職務経歴書で少し違う角度から書くと、書類全体に厚みが出ます。

Q10.提出前に最終確認しておくべきことは何ですか

誤字脱字や日付のずれがないか、フォントや余白が統一されているかを確認しておきましょう。
可能であれば家族や友人など第三者に読んでもらい、内容が分かりやすいかを確認してもらうのもおすすめの方法です。

まとめ

転職活動の書類作成を終えたPCとiphone

職務経歴書は、テンプレートを上手に活用することで、職種や経験年数を問わず効率よく作成できる書類です。
まずは自分の職種に近いテンプレートを選び、職務要約・職務経歴・活かせる経験や知識・資格・自己PRという基本項目を一つずつ埋めていきましょう。

用紙サイズはA4、枚数は1〜2枚を目安にしながら、フォーマットや作成環境は自分が扱いやすいものを選ぶことが大切です。
今回紹介したチェックリストと比較表を参考にしながら、自分の経歴が伝わる一枚を仕上げていってください。

この記事を書いた人
はたらく編集部

ハイクラス転職・副業サービスを実体験ベースで徹底検証する
Webメディア「hataraku-work.com(はたらく)」の編集チーム。
Webコンテンツ制作チーム「KichiSora」が運営。出版・Webメディア領域で
編集キャリアを積んだエディター・ライター・SEOマーケターが中心となり、
信頼性の高い情報発信を続けています。
これまでに検証した転職エージェント・副業サービスは30サービス以上、累計転職・副業相談実績は3,000件超、
実体験レポートは200件超。「広告主に忖度しない、自分で使ったからわかる正直な評価」
を運営方針に、公式データ・運営会社取材・実体験の三軸で記事を構成しています。

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